2011年に移住して数多くの移住者と接して来ましたが、多くの人が帰って行きました。人それぞれ帰る理由は違えど大体の人が文句を言いながら帰って行く、悲しいのです…少しでもそういう人が減ればいいなと思って書いて行きます。いや、愚痴みたいなものかも。
石垣島の給料って安いの？
安いです、驚きの安さです。
まずは下で石垣市の求人を見てほしい。石垣島の給料が大体このくらいって目安になるかと思います。
広告ではない↓
移住で給料が下がる場合の計算をしてみよう
移住を考えている人にまず頭に入れておいて欲しい。
世帯収入が年間80万円減るとしたら40万円の石垣島旅行を年2回出来るという事。
年間80万円下がるって時給換算をするとどのくらいなのか計算してみた。
時給400円下がるだけで年間80万円以上減るw
時給1400円×8時間×22日×12ヶ月=2,956,800円 時給1000円×8時間×22日×12ヶ月=2,112,000円 -844,800円
残業代考えるともっと差が出る
1時間/日（30時間/月）の残業をした場合
時給1400円×1時間×1.25倍×22日×12ヶ月=462,000 時給1000円×1時間×1.25倍×22日×12ヶ月=330,000 -132,000円
これならもう旅行でよくね？海外旅行もがんがん行けちゃいますね。
私の場合時給1400円から800円に下がった。
あれっ？10年で1000万以上損してる？怖い…
今考えると当時の私はふらーだった。だから内地に住んでいるときは海外旅行年2～3回行けてたんだなーって10年以上たった今思う（もう遅いが）
当たり前だけど二人で移住する場合は2倍！！もしくは二人で400円下がった場合は年間80万円以上減るという事を移住前に知っておくべきだった。
給料が下がる移住方法と下がらない移住方法
「給料が少しくらい下がっても物価が安いから何とかなるでしょ」
これはかなりやばい考えです！残念ながら私もそう考えていた…むしろ石垣島に移住してからのほうが生活費は掛かる。
なので絶対に給料は下げない方法で移住したいところです。
私が見てきた、給料面でのおすすめの移住方法とおすすめしない移住方法を例を紹介します。
おすすめしない移住方法
ネットで検索して応募する方法
これ普通の転職方法だと思います、が、給料面で考えるとお勧めしません。
何故なら石垣島での現地採用になってしまうのです。現地採用ということは現地の給料水準で決まってしまうのでお勧めしません。
メリットとしては即採用が多いので1か月後には石垣島で生活しているなんてことも多々あります。
自分で起業する方法
移住者がいきなりお店を始める事って結構多いのです。
例えば居酒屋、パン屋、美容室、ラーメン屋、ケーキ屋さん、キッチンカー、ピザ屋さん、ダイビングショップ。
もうね石垣島は「店＞利用者」状態、さらに地元のお客さんがお金を持っていない。観光客は長年愛されている店に行きたがるし、観光客にとって行きやすい場所はもう埋まっている。積み
すごい速さで潰れては埋まり潰れては埋まり、2年持たないお店が多すぎる。
キラキラした気持ちで来た店主やその家族、その子供の気持ちと背景を考えると心がキューってなって涙が出そうになるからこの移住方法だけはやめてほしい。
おすすめの移住方法
数多くの移住者を見てきた中でいいなと思った方法例を紹介していきます。
1.全国展開している企業をリサーチ（石垣島にもある事） 2.その企業に入る（給料は内地水準） 3.石垣島に異動願いを出す
そんなに簡単に事が運ぶか？って思うかもしれませんが、石垣島の慢性的な人手不足を考えると異動願いは結構あっさりと受理してくれます。（業種や企業によりますけど。）観光業ならなおさらだと思います。経験者なら喉から手が出るほど欲しい感じですね。
石垣島に移住したいと思っている人より転勤や単身赴任で石垣島に来て内地に帰りたいと思っている人の方が多い印象です。
デメリットは時間がかかってしまう事でしょうか。
まとめ
移住を考えているならしっかりと給料や世帯収入の計算をした上で移住しましょう。
「生活費は上がるが給料は下がるぞ。」
過去の自分に言いたい。
ネガティブな内容になってしまいましたが今でも石垣島に住んでいるから悪い事ばかりでは無いです。良い事もたくさんあるはず！と思いたい別の記事で書いて行こうと思います。
質問があればコメントにお願いします。
コメント